こんにちは。38の人(@38fishing)です。
皆さん家のフローリングにワックス掛けてますか?
マメな方なら、年に1度は掛けてると思います。
では、別の質問をしましょう。
ワックスを剥がすという作業はしたことありますか?
5年、10年あるいはそれ以上住んでいて、一度も行ったことがない方も多いと思います。
そこで、この記事ではワックス剥がしの必要性と、オススメの商品を紹介します。
フローリングのワックスを剥離する必要性
美観回復
まず見た目の問題。
ワックスは経年劣化するものなので、古い層から徐々に劣化し黒ずんで見えてきます。
また、ワックス掛けの際に発生する細かいゴミやチリは完全に防止できません。何度もワックスがけを繰り返していくうちに、そういったゴミ、チリが幾層にも重なり、黒ずみや素材の風合いを損ねる原因となってしまいます。
ちなみに上の写真は我が家のフローリングを撮ったものですが、黒ずみや剥離などが重なりマジで汚いです・・・。
ワックスの密着不良防止
水や薬品による変質、経年による劣化などでワックス自体が脆くなっている場合もあります。
そんな状態でワックスを掛ると、ワックスが十分に密着できず剥がれ落ちてしまうこともあります。
ただし、作業にはリスクも…
木材は水分を吸収し膨張し、そして乾燥と共に反る場合があります。そのため、ワックスの剥離作業によりフローリングを痛めてしまうリスクが常に付きまといます。
また、剥離作業自体ものすごい重労働。
その大変さはワックス掛けの比ではありません。
また、作業時に大型家具をどうすか?といった問題もあります。
フローリングのワックス剥がしなら「ラグロン 高速リムーバー」がオススメ
今回紹介するアイテムはラグロンの「高速リムーバー」。
業務用のワックス剥離剤が多い中、数少ない家庭用。
他社メーカーのものも使用しましたが、コレが使い易かったです。
リンレイのクリーナーよりワックスが剥がれやすい
当初、リンレイの「オール床クリーナー」という商品でワックスの剥離作業を行っていたのですが、10年以上放置したフローリングには残念ながら力不足。
一度でワックスを取り切れず、何度も同じところに剥離剤を使用する羽目に・・・。さらに、クリーナーの高い粘度+劣化したワックスが混ざり合いベットベト。雑巾でのふき取り作業もかなり面倒でした。
想定範囲を剥がす前にオール床クリーナが無くなり「これはダメだ」と判断。
そこで、ラグロンの「高速リムーバー」に切り替えてみると・・・
スルスルとワックスが剥がれるではありませんか!?
しかも、リムーバーの粘度も低いのでふき取りも楽チン。
要した労力は感覚的にリンレイの「オール床クリーナー」の半分くらい。
どちらにしろ重労働であることには変わりありませんでしたが、だいぶ楽させてもらいました。
希釈タイプなので経済的
また、ラグロンの「高速リムーバー」は経済的なのも利点。
Amazonでの売価は
- リンレイ「オール床クリーナー 500ml」:400円強
- ラグロン「高速リムーバー 500ml」:1600円強
と、単価自体はオール床クリーナの方が安いですが、リンレイの「オール床クリーナー」は原液で使用するのに対し、ラグロンの「高速リムーバー」は10倍希釈。単純計算で2.5倍くらいコスパが優れています。
さらに、オール床クリーナーよりワックスが剥がしやすい・・・。
言う事ありません。
ちなみに、リンレイにはワックス剥がし専用の「ワックスはがし上手」という商品もありますが、500mlで約1100円、さらに原液での使用なのでコスパは悪いです。
リンレイの「オール床クリーナー」に軍配が上がる点も
ただ、リンレイの「オール床クリーナー」にもメリットはあります。
それは、普段の清掃、ワックス掛け前の清掃にも使えるという点です。
ラグロン「高速リムーバー」はワックス剥離に特化してるため、それ以外の用途では使えませんが、「オール床クリーナー」は希釈することで清掃に使えるため汎用的です。
なので、広いスペースの剥離作業は「高速リムーバー」、狭いスペースの剥離や清掃時は「オール床クリーナー」というように使い分けると良いでしょう。
まとめ
フローリングのワックス剥がしは、かなりの重労働。
ただ、汚れた床が徐々にキレイになっていく様は、ある種の快感を感じます。上の写真を見てもらえればその違いは一目瞭然でしょう。
フローリングの汚れが気になるという方は、時間を見つけて実施してみてはいかがでしょうか?
なお、ワックスがけに適した時期は春と秋。
温度と湿度のバランスがちょうど良く、作業する側も暑い&寒い思いをしなくて済みます。
逆に梅雨、夏、冬の時期は作業に適していません。
梅雨は湿度が高すぎて、冬は温度が低すぎて乾燥に時間が掛かり、夏は逆に乾燥が早すぎてムラになる恐れがあります。また暑い中作業すると、大量の汗をかいて不快なうえ、ワックスに汗が垂れてシミになる・・・なんてことも。
なお、作業にはかなりの時間を要しますので、十分な作業時間を確保しましょう。
そんな作業する暇がないという場合は業者に頼むのがオススメ
床を綺麗にしたいけど時間も体力もない場合は、業者に依頼するのがオススメ。
自分でやるより費用は掛かりますが、プロの人たちが作業してくれるのでその分手間が省けます
有名どころの「ダスキン」「おそうじ本舗」や、「くらしのマーケット」に登録してある地元業者に依頼すれば間違いないと思います。
費用面については、調べた限り
「くらしのマーケット(※業者による)」>「おそうじ本舗」>「ダスキン」
という感じでした。
以上、参考までに。