100均のリメイクシートでふすまを補修した結果、大失敗した件・・・

DIY

こんにちは。38の人(@38fishing)です。

とある不動産を超低予算でセルフリフォームしているのですが、今回はふすまの張り替えを行いました。

ブログやYoutubeなどで色々調べてみたところ、100均のリメイクシートで代用できるとあったので、試しにリメイクシートで張り替えをしてみたのですが・・・

結果、大失敗!!

色々と試行錯誤を繰り返しましたが、いずれも上手くいかず。

最終的にふすま紙を貼るのは一番良いという結果に至ったので、この記事ではリメイクシートでふすまの張り替えをオススメしない理由を説明します。

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リメイクシートでのふすまの張り替えをオススメしない3つの理由

今回リメイクしようとしたのは、ベニヤのふすま。

元々のふすま紙がボロボロで浮きも激しかったので、一度剥がせるものをすべて剥がした上でリメイクシートを貼ったのですが、結果はダメダメでした。

その主な原因3つ。

下地が透ける

リメイクシートは、壁紙やふすま紙とは違いうす~いシートなので、淡色系だと下地がガッツリと透けます。

元々は上のような状態。

固着してどうしても取れない部分があり、段差もひどかったため、一部パテで下地処理を行ったうえでリメイクシートを貼りました。

その結果、

 

がっつりと下地が浮いちゃいました(汗)

後述しますが、シートの剥がれも酷いです。

貼り付けが難しい

一般的な糊付きのふすま紙や壁紙の場合、位置がずれても剥がして張り直しが出来ます。

ですが、リメイクシートはそれが出来ません。

一度シートを貼り付けけると剥がすのが大変な上、粘着力も落ちてしまうからです。

なので、貼り付けは一発勝負。

その上、リメイクシートは貼り付け難易度も高く、

  • 一度入ったエアは基本抜けない
  • 角ベラで縁をしごく際は注意が必要(壁紙以上に破れやすい)
  • 誤ってシール面同士をくっつけると高確率でゴミと化す

等々かなりシビアです。

小さな面積に貼るなら、さほど苦労しませんが、ふすまサイズになると大変です。

シートが浮く(剥がれる)

上記2つの時点でダメダメですが、特に致命的なのがこれ。

どんなに丁寧に下地処理しても、空気が入らないよう圧着してもシートが浮きます。

貼った直後は良いのですが、1、2週間もするとこんな酷い有様に・・・

なんとか綺麗に貼れないかと思い、

  • シーラーを塗る
  • パテを全面に塗る(一番効果アリ)
  • プライマーを塗る

など、様々なパターンを組み合わせ試しましたが、いずれもダメ・・・。

後々調べてみたところ、どうもリメイクシート(カッティングシート)と木材は相性が悪いようです。

貼れる素材・貼れない素材
セロハンテープや一般的なステッカーがしっかり貼れる素材であれば、カッティングステッカーも問題なく貼ることができます。 以下の例は弊社で実際に試した結果ですが、施工面の少しの凹凸で貼るのに適さなかったり

とほほ。

ふすま紙自体安いので、リメイクシートを使う必要はなし!!

今回、リメイクシートでのふすま補修(8枚分)に要したコストは

  • 100均リメイクシート:約6000円(2回分)
  • シーラー:約3000円
  • 下地調整用パテ:2000円
  • プライマー:約2000円

の計12000円。

結局失敗に終わったので、これら費用が水の泡になりました。試行錯誤に要した時間も考慮すると・・・恐ろしいロスです。

なお、ふすま紙はのり無しタイプなら1枚400~500円、水やアイロンで貼るタイプでも1枚600~800円程度で購入できます。

つまり8枚購入しても6000円程度。高すぎる授業料になりました・・・(涙)

残ったものといえば大量のゴミだけだし・・・無常です。

ということで、ふすまを張り替える時は大人しくふすま紙を買いましょう。

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