こんにちは。38の人(@38fishing)です。
つい先日、使用しているウイルス対策ソフト「カスペルスキー(Kaspersky) セキュリティ」のバージョンアップが自動的に掛かり、2021年版になりました。
しかし、バージョンが上がってからChromeの動作が異常に重くなる事象が発生。
Google検索、Youtube、Amazon、楽天、Yahooといった主要サービスのページの読み込みが異常に遅くなったり、少年ヤングジャンプ+などのWeb漫画サービスで画像自体が読み込まれなくなりました・・・。
これまで一瞬で済んでたページ読み込みに1分近くかかるケースもあり色々と支障が出まくり。
カスペルスキーが原因であることは明白だったため、設定周りを色々確認し、何とか一部解決に至ったので、Chromeが重くなった原因と対処方法を紹介します。
カスペルスキー 2021でChromeが重くなる原因は「Webトラッキング防止」と「バナー広告対策」だった
最初はWebトラフィックのスキャンが悪さしてると思い、一時的にWeb保護機能をオフにしたのですが事象は改善されず。
「そういやChromeにカスペルスキーのプラグインが入ってたな」と思い、プラグインを確認したところ何かデータをブロックしてる形跡が。
それが
- Webトラッキング防止
- バナー広告対策
の2つの機能でした。
もしやと思い、動作の重いサイトをブロック対象から除外したところ読み込み速度が改善。
おまえが犯人か。
カスペルスキー 2021でChromeが重いときの対処方法
さて、原因が分かったので対処方法を説明します。
バナー広告対策のブロック対象外にする
設定方法は非常に簡単。
動作が重いサイトを開いた状態でカスペルスキー プラグインのアイコンを選択し、「このサイトは許可する」を選択するだけ。
そうすると「このWebサイトではバナーを許可しています。」となります。
これだけで結構速度が改善しました。
Webトラッキング防止のブロック対象外にする
画像が上手く読み込みできないWeb漫画サービスについては、Webトラッキング防止の対応である程度の改善を確認。
手順はバナー広告対策と同様、サイトを開いて「このWebサイト上でデータ収集を許可する」を選択するだけ。
読み込まれなかった画像も読み込みされました。
Chromeの一時ファイルを削除する
上記2つの対応をしても動作が安定しない場合は、Chromeの一時ファイルを削除することで改善することがあります。
ただ、一時ファイルを削除してもWeb漫画サービスのデータ読み込みは依然不安定なまま。
もしかしたら他の原因があるのかもしれません。(まだ確認中)
一部動作が不安定だけど、おおむね改善されました
「Webトラッキング防止」、「バナー広告対策」の機能そのものをオフにしてしまうと、さすがにセキュリティ的に微妙なので、今回は信頼できるサイトだけを除外するという対応を取りました。
100%事象が改善したわけではありませんが、なんとか支障が出ない程度に。
なお、一部問題あるサイトについては、引き続き調査をして何か進捗があったら追記します。
それにしても、OSとかセキュリティソフトのバージョンアップって、毎回何かしらの不具合に遭うので勘弁してほしいですね・・・。